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「お風呂に入っても、すぐ足先が冷たくなる」
「冬になると、お腹まわりがひんやりする」
冷えは、病院に行くほどではないけれど、毎日なんとなく気になるお悩みのひとつです。
東洋医学では、冷えは「からだを温める力」や「巡り」のバランスと関係があると考えます。この記事では、冷えが気になるときに鍼灸師がよく使う足のツボと、ツボ押し・お灸・湯たんぽでの温め方を紹介します。
生活の中での冷え対策(服装・食事・入浴など)は、手足の冷えや夕方のむくみが気になる女性へでまとめています。あわせて読んでみてください。
冷えが気になるときに使われる足のツボ3つ
ツボの位置には個人差があります。押してみて「気持ちいい」「少しへこんでいる」と感じるところを目安にしてください。
三陰交(さんいんこう)
- 場所:内くるぶしの一番高いところから、指4本分ほど上。すねの骨の内側の際
- 東洋医学では:冷えや、女性のからだのリズムを整えるときによく使われてきたツボです
太渓(たいけい)
- 場所:内くるぶしの一番高いところと、アキレス腱の間のくぼみ
- 東洋医学では:足元の冷えが気になるときに使われてきたツボです

湧泉(ゆうせん)
- 場所:足の裏。足の指を曲げたときに、いちばんへこむところ(目安は、2番目と3番目の指の間から、かかとに向かって3分の1ほどの位置)
- 東洋医学では:足の疲れや冷えが気になるときに使われてきたツボです

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ツボ押しのやり方
- 足を温めてから行うと、心地よく押しやすくなります(お風呂上がりなど)
- 親指の腹をツボに当て、息を細く長く吐きながら、ゆっくり押します
- 息を吸いながら、ゆっくり力をゆるめます
- 1か所につき5回くらいを目安に。「痛気持ちいい」くらいの強さで、強く押しすぎないようにします
お灸で温める
ツボ押しに慣れてきたら、三陰交などにお灸で温めるのもひとつの方法です。
はじめての方は、温かさがおだやかな台座灸から。使う前に、説明書の使い方とやけどの注意を確かめましょう。
湯たんぽ・腹巻きで「冷やさない」工夫
ツボのケアとあわせて、からだを冷やさない工夫も大切です。
- お腹・腰まわり:腹巻きや、お腹まですっぽり包む下着で冷やさないようにする
- 足元:厚手の靴下やレッグウォーマー。ただし、きつすぎて締めつけるものは避ける
- 寝る前の布団:湯たんぽで布団を温めておく
湯たんぽの低温やけどに注意
湯たんぽは、心地よいと感じる温度でも、からだの同じところに長く当たっていると低温やけどになることがあります。消費者庁も注意を呼びかけています。
- 湯たんぽは布団を温めるために使い、寝るときは布団から出す
- カバーやタオルで包んでいても、長時間からだに当て続けない
- 赤みや痛み、水ぶくれがあるときは、見た目より深いこともあるので、医療機関に相談する
冷えが気になるときに見直したいこと
- 冷たい飲み物ばかりになっていないか
- 長時間、同じ姿勢で座りっぱなしになっていないか
- 湯船につかる日があるか
完璧を目指さなくて大丈夫です。できることを1つずつ取り入れてみてください。
こんなときは医療機関へ
- 冷えとあわせて、しびれや痛み、皮膚の色の変化がある
- 急に冷えがひどくなった
- 疲れやすさ・体重の変化など、ほかにも気になる症状がある
冷えの背景に病気が隠れていることもあります。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関に相談しましょう。
まとめ|足のツボと「冷やさない工夫」で毎日のセルフケアを
- 冷えのセルフケアでよく使われるのは、三陰交・太渓・湧泉
- ツボ押しは、温めてから・息を吐きながら・痛気持ちいい強さで
- お灸は、おだやかなタイプから
- 湯たんぽは布団を温める用に。寝るときは出す
自分の体質の傾向を知りたい方は、体質チェックも試してみてください。
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参考にした情報
- 消費者庁「ゆたんぽによる低温やけどに注意しましょう!」
- WHO Western Pacific Region「WHO Standard Acupuncture Point Locations in the Western Pacific Region」(2008年)
本記事は、東洋医学や鍼灸師の視点から日常のセルフケアを紹介するものです。医療行為の代替ではありません。症状が強い場合や長く続く場合は、医療機関にご相談ください。


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