「旅行に行くと、決まってお腹の調子が変わる」
「出張の間はトイレのタイミングが合わなくて、帰ってくると何日もすっきりしない」
旅行や出張、帰省の日は、起きる時間・食べるもの・トイレの場所がいつもと変わります。お腹の調子が変わりやすいのは、自然なことです。
この記事では、そんな「いつもと違う日」に、負担にならずにできる腸活の工夫を鍼灸師の視点でまとめました。全部やる必要はありません。できそうなものを1つ選んでみてください。
まず知っておきたいこと:「いつも通り」でなくて大丈夫
旅行や出張は、楽しんだり、仕事に集中したりするための時間です。腸活のために予定を変えたり、食べたいものをがまんしたりする必要はありません。
大切なのは、「いつもと違う」ことを知っておくことと、帰ってから元のリズムに戻すことです。
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前の日:準備は2つだけ
- よく眠る:前の晩の夜ふかしは、移動の日の体調に響きやすくなります
- 持ち物に1つ足す:お気に入りのティーバッグ、薄手の腹巻きやカーディガンなど、「いつもの自分」を少し持っていく
移動中:「飲む・動く・冷やさない」
飲む
新幹線や飛行機、車の移動中は、つい水分が少なくなりがちです。常温の水やお茶を、少しずつこまめに飲みましょう。
動く
長い時間座ったままにならないよう、ときどき立ち上がる・足首を回すなどして、脚を動かしましょう。
厚生労働省は、食事や水分を十分にとらずに、狭い座席に長い時間座って足を動かさないでいると、血液が固まりやすくなり、そのかたまりが肺に詰まるおそれがある(エコノミークラス症候群)として、ときどき軽い体操をする・こまめに水分をとる・アルコールを控える・ゆったりした服装をする・かかとの上げ下ろしをするなどを呼びかけています。
冷やさない
乗り物の中は冷房が強いことがあります。薄手の上着やひざかけで、お腹や足元を冷やさないようにしましょう。
泊まる先・外食:選ぶのは「1品」だけ
朝ごはん
朝食のバイキングなどでは、いつものメニューにこだわらず、1品だけ意識してみてください。
- 味噌汁やスープ
- ヨーグルトや果物
- 納豆やサラダ
トイレの時間
いつもより少し早めに起きて、朝ごはんの後にトイレに行ける時間をつくると、慌てずにすみます。行きたくなったら、がまんしないことも大切です。
外食が続くとき
外食が続く日は、汁物を選ぶ・野菜の小鉢を1つ足すくらいで十分です。食べたいものを楽しんでください。
コンビニやスーパーで「1つ」買っておく
出先では、作る必要はありません。宿に戻る前に、コンビニやスーパーで1つだけ買っておくと安心です。
- ヨーグルト(次の日の朝に)
- カップの味噌汁やスープ
- バナナなどの果物
- 常温の水やお茶
コンビニでの選び方は、腸活におすすめのコンビニ食品10選で紹介しています。
朝の2分:道具のいらないストレッチ
宿の部屋で、起きてすぐにできる動きです。道具はいりません。痛みのない範囲で、ゆっくり行いましょう。
- 伸び:ベッドの上で両手を上にあげ、全身を大きく伸ばして、息を吐きながらゆるめる(2〜3回)
- ひざ抱え:あおむけで両ひざを胸に引き寄せ、ゆっくり呼吸する(20秒ほど)
- からだをひねる:座った姿勢で、上半身をゆっくり左右にひねる(左右2〜3回)
そのあと、白湯や常温の水を1杯。これだけで、いつもの朝に少し近づきます。
帰ってから:元のリズムに戻す
- 次の日の朝ごはんを、いつもの朝ごはんに
- 起きる時間・寝る時間を、少しずつ元に戻す
- 疲れているときは、早めに休む
いつものリズムに戻ると、お腹の調子も戻りやすくなります。ふだんの朝・昼・夜の過ごし方は、便秘が続く女性のスッキリ腸活ルーティンで紹介しています。
鍼灸師が伝えたいこと:「崩れたら戻せばいい」
旅行や出張でお腹の調子が変わっても、自分を責める必要はありません。腸活は、毎日の小さな習慣の積み重ねです。崩れることがあっても、戻せば大丈夫です。
こんなときは医療機関へ
- 帰ってからも、便秘や下痢が長く続く
- 血が混じる、強い腹痛がある、熱がある
- 片方の脚だけが急にむくんだ・痛む、息苦しさや胸の痛みがある(長い移動のあとは特に)
まとめ|いつもと違う日の腸活は「1つだけ」
- 「いつも通り」でなくて大丈夫。帰ってから戻せばいい
- 移動中は、こまめに飲む・ときどき脚を動かす・冷やさない
- 食事は作らなくていい。コンビニやスーパーで1つだけ
- 朝は道具のいらないストレッチを2分。朝ごはんは1品だけ意識。トイレはがまんしない
- 帰ったら、次の日の朝ごはんをいつも通りに
自分の体質の傾向を知りたい方は、体質チェックも試してみてください。
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参考にした情報
本記事は、東洋医学や鍼灸師の視点から日常のセルフケアを紹介するものです。医療行為の代替ではありません。症状が強い場合や長く続く場合は、医療機関にご相談ください。


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